当社では、いくつでしょうか?

経営改善事例 2020年9月18日

厳しい時代における考え方
松下幸之助「不況克服の十箇条」


  • 第一条 「不況またよし」と考える
  • 第二条 原点に返って、志を堅持する
  • 第三条 再点検して、自らの力を正しくつかむ
  • 第四条 不退転の覚悟で取り組む
  • 第五条 旧来の慣習、慣行、常識を打ち破る
  • 第六条 時には一服して待つ
  • 第七条 人材育成に力を注ぐ
  • 第八条 「責任は我にあり」の自覚を
  • 第九条 打てば響く組織づくりを進める
  • 第十条 日頃からなすべきをなしておく

  • 第一条 「不況またよし」と考える
    不況になると、これまで放漫になっていたことや、後回しになっていたことなどの問題点があぶり出される。
  • 第二条 原点に返って、志を堅持する
    これまでは外的要因により売れた時代もあったであろう。今一度、自社に期待されている価値提供まで見直し、再度方向性を確認したい。
  • 第三条 再点検して、自らの力を正しくつかむ
    自らの知識や行動を見直す良い機会と捉える。前述の「自社に期待されている価値提供」に対し、自分の出来るできを再点検し、研鑽の再設定のチャンス。
  • 第四条 不退転の覚悟で取り組む
    「不況だから」を言い訳にせず、やれない理由はいくらでもあるなか、やりきれる方法を考え、実現する気概が求められる。
  • 第五条 旧来の慣習、慣行、常識を打ち破る
    これまでの成功体験やそのやり方に固執せずに、徹底して自らの取り組み方、プロセスをも見直し、前述の「自社に期待されている価値提供」の実現に望むチャンス。
  • 第六条 時には一服して待つ
    前述のようにしっかり準備をした上で、焦りすぎずに取り組む。不況時には気持ちが焦ってしまい、判断や行動に出てしまう可能性もある。実行は落ち着いて。
  • 第七条 人材育成に力を注ぐ
    困難なときこそ知恵がでるもの。今一度人材育成のチャンスと捉え、前述の実現に向けた育成への取り組みの時間を増やす。
  • 第八条 「責任は我にあり」の自覚を
    不況を理由にせず、やり方次第で成長のチャンスと捉え、業績低迷は自分に非があると考える。
  • 第九条 打てば響く組織づくりを進める
    こういうときだからこそ、付加価値を頂くお客様にもっとも近くにいる者(営業マン)に、経営の思いや作成が届くようにする。届くだけではなく響くように。
  • 第十条 日頃からなすべきをなしておく不況またよし
    そなえよ常に。不況を過ぎるとまた戻ってしまいがち。好景気の時にもこれらのことに望む。
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