H31年年初に思うことふたつ。

お知らせ 2019年1月1日

60年以上にわたり生産性を追求してきた私たちだからこその姿勢と、それに伴う行動があると考えています。労働生産性G7のうち最下位が続く日本。労働生産性という結果にこだわる組織は行動にもこだわっています。赤字4年目の会社経営を任され、1年間無報酬でやり切り、2年目黒字、5年で事業規模2.16倍にしました。これ、私の実務の話です。これからも『考え方を教える・戦略を作る』ではなく、幅広い視野や知見の提供による成果を提供してまいります。

平成31年 年初に思うことふたつ。
Ⅰ.業績にこだわる組織は行動にこだわる。
Ⅱ.安定経営に近づく4つのキモ

Ⅰ.業績にこだわる組織は行動にこだわる。
プロセスという表現ではありません。行動だと考えます。プロセスを辞書で調べると「経過、成り行き、進行、(ものを造る)方法、手順、工程、等」とあります。成り行きにこだわるわけにはいきません。自分たちがどのように動くか、どのように意図として動くかにこだわりたいのです。だからプロセスにこだわるのではなく、「行動」にこだわりたいと考えます。

 

Ⅱ.安定経営に近づく4つのキモ
私は以下の4つを持っている組織が安定経営に近いと感じています。少なくとも私がお付き合いしている長く安定経営をされているクライアントではそうです。
①やろうと思え勝てる戦略
②未来視点の財務の組み立て
③モチベーションを高める行動のしくみ
④突き出た業務オペレーション

①やろうと思え勝てる戦略
戦略コンサルタントがつくる戦略ではありません。実行者がやってやろうと思えるものが良いと考えます。だから、私の周りの成功企業では、経営者とコンサルタントが策定する戦略ではなく、管理職とともに策定し実行します。「管理職と供に作る」は簡単ではありませんが、ここで手間をかけることで「やろうと思える戦略」に近づきます。

②未来視点の財務の組み立て
経理マンでもなく、財務部長でもなく、未来を経営者と語る財務部長がいます。やってみないとわからない経営のなか、未来の計画値、すなわち設計図が組み立てられています。その設計図の通り進むことはありません。しかし、そこに近づけようとする努力は一生かけて行います。私の周りの成功企業では、未来の設計図としての財務の組み立てを使い倒しています。

③モチベーションを高める行動のしくみ
「社員を管理」のではなく、「社員の行動を高めるしかけ」です。私の周りの成功企業では、社員のモチベーションを上げる仕掛けが至る所にあります。私の講演等で「今日紹介されたフォーマットをいただけませんか」と問い合わせを受けることも少なくありません。その進捗表や戦略策定シートを使えば社員のモチベーションが上がり実行度が高まるのではありません。どのように使うかです。成功企業では「管理」ではなく「しかけ」です。

④突き出た業務オペレーション
素晴らしい戦略があり、そこに対する実行度を高めようとしていれば、成功するとは考えていません。本当に実行度を高めようとしていれば、高い確率で、戦略をやりきれない場面や時期が訪れます。戦略をやりきれる組織には、業務を日々変えていこう、良くしていこうとする行動が散見されます。タダの業務改善ではありません。他社にはないくらいの突き出た業務のやり方を「追求し続ける」考えや具体的行動が日々行われている組織が、成功しています。

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